专利摘要:
弾性パッドを用いて電気回路を操作するスイッチアセンブリが提供される。弾性パッドは1またはそれ以上の変形可能なドームを有し、これらのドームは、作動ボタンが傾斜する時、スイッチアセンブリによって支持されるプランジャ要素が、そのドームを変形するように位置決めされる。プランジャ要素は、変形可能なドームが過荷重にならないようにプランジャ要素の下方への動きを制限する制限機構を有することができる。本体およびプランジャには、変形可能なドームに異常荷重がかかるのを防止して、弾性部の寿命を延ばすために、プランジャの本体に対する前後、左右および上下の動きのいずれかを規制する相補的特徴形状部を形成することができる。弾性部は、触覚フィードバックを提供する受動ドームを用いることによって、電気回路部を作動させずにシングル、ダブル両方の二重触覚フィードバックを提供するように構成することができる。
公开号:JP2011515011A
申请号:JP2010550002
申请日:2009-03-10
公开日:2011-05-12
发明作者:アルバート・ベイギニアン;クリストファー・ラーセン;セオドア・ヌイカ
申请人:オムロン・デュアルテック・オートモーティブ・エレクトロニクス・インコーポレイテッドOmron Dualtec Automotive Electronics Inc.;
IPC主号:H01H23-30
专利说明:

[0001] 本出願は、米国特許出願番号第61/036,358号(2008年3月13日出願)の優先権を主張し、その内容を本願明細書に援用する。
本発明は電気スイッチに関し、より詳細には弾性部分を利用してスイッチを作動させる電気スイッチに関する。]
背景技術

[0002] 自動車への応用では、電気スイッチはパワーウィンドウ、サンルーフ、ドアロック、パワーミラー等の電気-機械システムを制御するためによく用いられる。これらのスイッチは、大抵、他の部品や付属品とともにコンソールやドアフレームに一体化される。電気スイッチの多くは繰り返して使用されるため、耐久性と信頼性とが最も重要である。さらに、正常に作動しないスイッチによって、ドアウィンドウを開閉する機能などの重要な特徴を使用できなくなりうる。]
[0003] 信頼性に加え、コストは電気的特徴を自動車に組み込む際に重要な問題点である。上記用途のための電気スイッチを製造するコストは、2、3の例を挙げると、使用される材料、使用される部品の数、および組立工程に影響されうる。従って、耐久性と信頼性のある低コストの部品を提供するという、しばしば矛盾する目的を釣り合わせる必要がある。]
[0004] 様々な先行技術のウィンドウスイッチは、自動車におけるスイッチを実行するための特定の配置を教示している。特にそのような先行技術のウィンドウスイッチは、シングルトグルまたはアクチュエータノブを用いた多機能スイッチを教示している。シングルウィンドウスイッチは順方向と逆方向の両方での二段操作を提供するためによく用いられる。そのようなスイッチへの一般的な応用は、ウィンドウの開閉のための手動および自動のウィンドウ操作を提供することを目的とし、その操作において、第1の力を加えることによってウィンドウスイッチを手動モードで操作し、上記第1の力より大きい第2の力を加えることによって、ウィンドウスイッチを自動モードで操作する。典型的には、第2の力を加えることによって、アクチュエータノブが更に傾くことなくウィンドウが開き続ける。一般的には、これらのウィンドウスイッチはユーザに触覚フィードバックを与え、ユーザは手動モードと自動モードとを識別することができる。]
[0005] 上記タイプの従来技術のスイッチは、2004年5月18日発行の米国特許第6,737,592号(Hoang他)、2005年7月5日発行の米国特許第6,914,202号(Sugimoto他)および1998年2月17日発行の米国特許第5,719,361号(Lee)に示されている。]
[0006] Leeなどに示されたスイッチの中には、変形可能な弾性ドームが、下にある回路基板上の接点を橋絡するアクチュエータノブによって作動し、順にこれらのドームがスイッチを作動させるものがある。弾性ドームはたいてい寿命が限られているものであり、その寿命は使用される材料、ドームに作用する異常なまたは不規則な力、および使用頻度によって変化する。異常で不規則な力は使用される作動機構および使用者によって負荷される力の影響を受け、上記ドームおよび上記スイッチが早期に機能しなくなりうる。]
先行技術

[0007] 米国特許第6,737,592号明細書
米国特許第6,914,202号明細書
米国特許第5,719,361号明細書]
発明が解決しようとする課題

[0008] 上記問題の少なくとも1つに対処でき、コストと信頼性とを釣り合わせる解決策を提供できる電気スイッチが必要である。]
課題を解決するための手段

[0009] 一つの側面において、本体と、上記本体に回動可能に支持される作動ボタンと、上記作動ボタンの下にある電気回路部と、上記電気回路部に重なる弾性部とを有するスイッチアセンブリであって、上記弾性部はそこに形成された少なくとも1つの変形可能なドームを有し、上記ドームは、上記ドームが変形位置にある時上記電気回路部に接続され、上記アセンブリは上記作動ボタンと上記弾性部との間で上記本体に支持されるプランジャ要素を有し、上記プランジャ要素は、上記作動ボタンの動きによって上記プランジャ要素が上記弾性部の方へ動くように上記作動ボタンに当たる第1の上方向を向いた部分と、上記作動ボタンの所定の閾値を超えた上記動きによって、上記プランジャ要素が上記弾性ドームを変形するように上記変形可能なドームと位置合わせされている第2の下方向を向いた部分とを有し、上記アセンブリは、下限を下回った上記動きを制限して、上記変形可能なドームへの過荷重から上記変形可能なドームを保護する上記プランジャ要素と上記弾性部との間にある制限機構を有することを特徴とするスイッチアセンブリを提供する。]
[0010] 別の側面に置いて、本体と、上記本体によって支持される回動可能な作動ボタンと、上記作動ボタンの下にある電気回路部と、上記電気回路部に重なる弾性部とを有するスイッチアセンブリであって、上記弾性部はそこに形成された少なくとも1つの変形可能なドームを有し、上記ドームは、上記ドームが変形位置にある時上記電気回路部に接続され、上記アセンブリは上記作動ボタンと上記弾性部との間で上記本体に支持されるプランジャ要素を有し、上記プランジャ要素は、上記作動ボタンの動きによって上記プランジャ要素が上記弾性部の方へ動くように上記作動ボタンに当たる第1の上方向を向いた部分と、上記作動ボタンの所変形するように上記変形可能なドームと位置合わせされている第2の下方向を向いた部分と、少なくとも1つの特徴形状部とを有し、上記特徴形状部は上記本体上の相補的特徴形状部と相互に作用して上記電気回路部によって規定される平面における上記プランジャ要素の動きを制限することを特徴とするスイッチアセンブリを提供する。]
[0011] 更に別の側面に置いて、本体と、上記本体によって支持される回動可能な作動ボタンと、上記作動ボタンの下にある電気回路部と、上記電気回路部に重なる弾性部とを有するスイッチアセンブリであって、上記弾性部はそこに形成された少なくとも1つの変形可能な能動ドームを有し、上記能動ドームは、上記ドームが変形位置にある時上記電気回路部に接続され、上記弾性部はそこに形成された少なくとも1つの変形可能な受動ドームを有し、上記受動ドームは、上記作動ボタンの作動の際、上記電気回路部を作動させずに触覚フィードバックを提供し、上記アセンブリは、上記作動ボタンと上記弾性部との間で上記本体に支持されるプランジャ要素を有し、上記プランジャ要素は、上記作動ボタンの動きによって上記プランジャ要素が上記弾性部の方へ動くように上記作動ボタンに当たる第1の上方向を向いた部分と、上記作動ボタンの所定の閾値を超えた上記動きによって上記プランジャ要素が上記弾性ドームを変形するように上記変形可能な能動ドームと位置合わせされている第2の下方向を向いた部分と、上記動きによっても上記プランジャ要素が上記弾性ドームを変形するように、上記変形可能な受動ドームと位置合わせされている第3の下方向を向いた部分を有することを特徴とするスイッチアセンブリを提供する。]
図面の簡単な説明

[0012] 本発明の実施形態を添付の図面を参照して単なる例示として説明する。]
[0013] 図1は電気スイッチアセンブリを有する自動車の内部のコントロールコンソールの部分断面図である。] 図1
[0014] 図2は図1に示すウィンドウスイッチアセンブリの分解斜視図である。] 図1 図2
[0015] 図3は図1に示すIII−III線に沿ったスイッチアセンブリの中立位置における断面図である。] 図1 図3
[0016] 図4は手動操作位置を示す上記スイッチアセンブリの断面図である。] 図4
[0017] 図5は転移位置を示す上記スイッチアセンブリの断面図である。] 図5
[0018] 図6は自動操作位置を示すスイッチアセンブリの断面図である。] 図6
[0019] 図7は完全移動位置を示すスイッチアセンブリの断面図である。] 図7
[0020] 図8は図7に示すプランジャ要素および弾性部の一部の側面図である。] 図7 図8
[0021] 図9は図8に示す下方制限機構の他の実施形態である。] 図8 図9
[0022] 図10は図8に示す下方制限機構のさらに他の実施形態である。] 図10 図8
[0023] 図11は、前後の動きを制限するための、プランジャ要素と本体部との相互作用を示すスイッチアセンブリの断面図である。] 図11
[0024] 図12は図11において確認されるA部分を示す部分断面図である。] 図11 図12
[0025] 図13は図7のXIII−XIII線に沿った断面平面図であって、左右の動きを制限するための、プランジャ要素と本体部との相互作用を示す。] 図13 図7
[0026] 図14は図11に示す相互作用の拡大図である。] 図11 図14
[0027] 図15(a)および15(b)は中立位置における変形可能能動ドームおよび変形可能受動ドームを示している。]
[0028] 図16(a)および16(b)は変形位置における変形可能能動ドームおよび変形可能受動ドームを示している。]
実施例

[0029] スイッチを作動させるための、弾性ドームを利用する電気スイッチアセンブリの繰り返し使用により、そして異常な負荷がかかることや他の誤用により、弾性ドームが早期劣化や故障までもし得ることが確認された。そのような負荷や誤用を抑制するために、そして弾性ドームに対する安定した負荷を与えるために、弾性部を利用するタイプのスイッチアセンブリは、可動部品の動きを制限するように構成すことができる。可動部品の相対的な動きを制限することで、それらを所定の位置に固定する付加的な部品を必要とすることなく、スイッチアセンブリの振動によるガタガタいう音を最小限にできることもわかった。]
[0030] 弾性パッドは、作動ボタンが傾斜するとスイッチアセンブリに支持されるプランジャ要素がドームを変形するように位置決めされる、1またはそれ以上の変形可能なドームからなる。プランジャ要素は、1つの側面においては、変形可能なドームが過負荷にならないように、プランジャ要素の下方への動きを制限する制限機構を有することができる。本体およびプランジャには、変形可能なドームに異常荷重がかかるのを防止して弾性部分の寿命を延ばし、スイッチアセンブリ本体内のプランジャ要素のガタガタいう音を最小限にするために、本体およびプランジャには、本体に対する、前後、左右および上下の動きのいずれか1つ以上を規制する相補的特徴部を形成することもできる。]
[0031] シングルポジションおよびダブルポジションスイッチのどちらも、一定の弾性ドームが受動的であるように変更することで置き換え可能であり、従って、単に弾性部分をそのような受動ドームを有するもので置き換えることによって、同じスイッチアセンブリを単一および二重両方のディテント操作において使用可能になることも確認された。]
[0032] さて図に戻ると、図1は車の内部のスイッチアセンブリを支持し収納するコントロールコンソール10を、その一部が開口12を通して見えるようにすることによって示している。コントロールコンソール10は車のドア、中央コンソール、またはスイッチアセンブリ20が設置されることになっている他のいずれの部分にも設置することができる。] 図1
[0033] 図2はスイッチアセンブリ20の分解組立図である。図2には、目的を明確にするために限られた数の参照番号が示されており、その参照番号は、この実施形態において、組み立けられてスイッチアセンブリ20を提供する部品にのみ言及している。スイッチアセンブリ20は電気コネクタまたはハーネス(図示せず)とのインターフェイスを規定して車の電気系統と連結するベース24を含むことがわかる。ベース24はプリント基板(プリント基板)32を支持し、そのプリント基板は同様に上に重なる弾性部34を支持している。弾性部34は、この例では、4つの変形可能な弾性ドーム36のセットを含み、スイッチアセンブリ20の操作の間、押圧されて、変形し、同様に以下で詳述するようにプリント基板32を作動させる。スイッチアセンブリ20は本体22も含み、その本体は、弾性部分34、プリント基板32、およびプリント基板32とベース24との接続部のどれもの覆いまたはカバーの機能を果たす。本体22は一対のプランジャ要素44の位置決めもする。] 図2
[0034] プランジャ要素44は一般的にはアクチュエータノブ64といわれる傾斜可能な作動ボタンによって作動する。スイッチアセンブリ20が車のウィンドウを制御するために用いられる場合は、アクチュエータノブ64はウィンドウノブと言うこともできる。アクチュエータノブ64は本体の上に回動可能に支持され、アクチュエータノブが動いている間、プランジャ要素44を作動させる。プランジャ要素44は互いに逆方向を向いており、以下で説明するように、一方のプランジャ要素44は前方への傾き(下方への押し)で作動し、他方のプランジャ要素44は後方への傾き(上方への引き)で作動することがわかる。一般的に、両プランジャ要素44は同様に作動するので、作動の詳細な説明は一方だけでよい。]
[0035] さて図3に戻ると、図1のIII−III線に沿った断面図が示されている。図3は上記スイッチアセンブリ20の中立位置を説明し、スイッチアセンブリ20が組み立てられる時の図2で示した上記部品の相互作用を示している。図3では、本体22はプランジャ要素44、弾性部34、およびプリント基板32を保護のために覆い、上記部品間の相互作用および上記部品の動きを容易にしていることがわかる。本体22は、それぞれの側で回動可能にアクチュエータノブ64を取り付けるための回動ピン30(図2参照)を設けた、直立し、終端部が開口のポスト28を含むように構成されている頂部25を含む。本体22は弾性部34をプリント基板32に固定しつつ、ベース24に嵌合する。弾性部34は、図3のように組み立てられた時、プリント基板32の端部と本体22との間に嵌合する下方に延在するスカート部35を含む。] 図1 図2 図3
[0036] 変形可能なドーム36もまた図3に、より詳細に示されている。ドーム36は中央に位置し、内側および下方に向いた下端に接点40が固着したアクチュエータ38を含む。ドーム36は、アクチュエータ38と弾性部34のベースとを接続する弾性材でできた環状リング35(図14も参照のこと)も含む。ドーム36が変形すると、アクチュエータ38と接点40とが、下方のプリント基板32の方へ動き、接点40がプリント基板32の下部に短絡する。図3に示す中立位置では、プランジャ要素44は、前方脚部46が前方ドームと位置合わせされ後方脚部48が後方ドーム36と位置合わせされた状態で、一対のドーム36の上に着座している。この例では、前方は左側の方であり、すなわちスイッチアセンブリ20の前方である。] 図14 図3
[0037] 前方脚部46および後方脚部48は上記脚部46、48の間に延在する下方胴体部50によって分離されている。下方胴体部50は、上方を向いている表面を規定して、後述する組み立て時に本体の一部に当たるリッジ51によって上方胴体部52から分離されている。下方胴体部50は、前方の垂直方向を向いた通路または細溝56および後方の垂直方向を向いた通路または細溝58含むように輪郭が作られている。上記細溝56、58は、後述するように本体22の相補的特徴形状部を収容するように含まれて、プランジャ要素44の動きを規制する。]
[0038] 図3に示される構成において、上方胴体部52は、上方胴部がアクチュエータノブ64の下面から延在する延在部70に形成されたカム72と位置合わせされるように、前方脚部46および前方細溝56の方へオフセットしているということがわかる。このようにして、アクチュエータノブ64が傾斜することによって、カム72が上方胴体部52に当たって動き、従ってプランジャ要素44は強制的にカム72の輪郭に従って動く。プランジャ要素44は下方に延在する制限機構も有し、本実施形態では、上記制限機構はアクチュエータノブ64の作用線に沿ってカム72および上方胴体部52と位置合わせされているポスト54である。ポスト54は、ドーム36が変形するのを妨げないが、プランジャ要素44が変形可能なリング35に圧力を加えすぎることによって上記ドーム36に荷重をかけすぎないことを確保するために一定の大きさに作られる。下記にさらに述べるように、ポスト54によってプランジャ要素44を本体22に固定する必要がなくなり、部品点数および組み立て時間が減る。] 図3
[0039] アクチュエータノブ64は、一対の延在部70(すなわち1つの延在部が各プランジャ要素44に作用するためのもの)の対応する穴を介して一対の内側に延在するピン30を用いて、直立したポスト28によって回動可能に支持される。アクチュエータノブ64は、一体に形成された前方湾曲部68および上方湾曲部66を含む特殊形状の外側シェルを有し、ユーザに人間工学的な感覚を提供する。アクチュエータノブ64は、アクチュエータノブが、上記上方部66を押圧すると前方への傾きが生ずることができ、前方湾曲部68を用いて引くと後方への傾きを生ずることができる特殊形状をしている。]
[0040] さて、スイッチアセンブリ20の操作を図4ないし8を参照しながら説明する。図4ないし8は、ポスト54によって提供される過負荷防止についても説明している。図4は前方ドーム36の変形可能なリング35が変形し始め、ユーザが最大の反発力と触覚フィードバックを知覚する、しばしば「スナップオーバー」点と言われる第1の操作位置を図示している。このことは、アクチュエータノブ64がピン30を中心として前方へ傾くことで、カム72がプランジャ要素44の上方胴体部52をある一定の距離転がり、順にプランジャ要素が前方脚部46を略下方向へ押すことによって起こる。図4に示したスナップオーバー点に続いて、ドーム36は完全に変形し、接点40はプリント基板32の下部に短絡し、記第1操作モードを開始する。この例は、スイッチアセンブリ20は車のパワーウィンドウに使用されると仮定されており、第1操作モードは手動の「ウィンドウを開ける」または「ウィンドウを下げる」モードである。図5では、前方ドーム36が変形することによってプランジャ要素44全体が下方向へ動くので、後方ドーム36のスナップオーバー点は第1操作モードと略同時に起こることがわかる。カム72が上方本体部52を転がるにつれて、後方脚部48は後方ドーム36をそのスナップオーバー点を超えて後方ドーム36の接点40がプリント基板32に短絡する図6に示す第2操作点まで動かし始める。この例では、第2操作点ではウィンドウが完全に開けられるまで下がり続けるようにパワーウィンドウの動きになる。反対方向においては、自動設定によって完全に閉められるまでウィンドウが自動的に閉まることを理解できる。] 図4 図5 図6
[0041] 図7に戻ると、作動ノブ64が完全に移動することによってドーム36は圧縮され続けることがわかる。この位置の時のドーム36への過荷重を避けるため、ポスト54はプランジャ本体50と弾性部32との間に位置し、プランジャ要素44が更に下方へ動くことを制限する。このことによって、リング35に望ましくないせん断応力が負荷され、早期故障を引き起こすことのある異常荷重が防止される。図8はプランジャ44と弾性部34、ポスト54、脚部46、48および下方胴体部50の相対的な大きさおよび形態を説明するために分離して示している。ポスト54は脚部46、48の更なる下方への動きに抵抗するが、その一方でドーム36が変形するのを妨げていないことがわかる。この例では、ポスト54は作動時作用線に沿うように、カム72および上方本体部52と通例位置合わせされる。この構成はプランジャ要素44を弾性部34に関して釣り合わせるために用いられ、ドーム36にせん断力を負荷する異常荷重を避けている。] 図7 図8
[0042] 図2に示すように、もう1つのプランジャ要素44がスイッチアセンブリ20に含まれており、そのプランジャ要素はスイッチアセンブリ20を、例えば車のウィンドウを上げるまたは閉じる反対方向へ操作するために用いられる。他方のプランジャ要素44は同様に作動するので、その詳細を繰り返して述べる必要はない。しかしアクチュエータノブ64は、対応するカム72を有するもう1つの延在部70を含み、他方のプランジャ要素44の上方胴部52に係合することを指摘しておく。] 図2
[0043] 図2〜8に示すポスト54は、プランジャ要素44と弾性部34との間の下方への制限機構を提供するための一実施形態に過ぎない。図9は他の実施形態を説明しており、上記実施形態において、制限機構は、プランジャ要素44の下方端部53に沿って間隔を置いて配置された一対の下方へ延在するリブまたはブレード154を有する。図9において、一対のブレード154は、プランジャ要素44を釣り合わせるために脚部46、48の間に間隔を置いて配置されるが、コストやスペースの制限に応じて2本より多いまたは少ないブレード154を用いることができる。図10は他の実施形態を示しており、上記実施形態において、制限機構は少なくとも上記脚部46、48の1方の側面に位置し、好ましくは脚部46、48の両方の側面に位置する一対のブレード254を含む。上記ブレードのうち、外側にあるものは、ブレード254をプランジャ要素44の端部から離れて位置決めするための延長支持部256が必要である。制限機構はこれらの例ではプランジャ要素44の一部として示されているが、制限機構は、例えば、弾性部34上の直立するポスト、リブまたは他の突部、あるいは本体22からの水平突部のように弾性部34または本体22の一部として形成できることがわかる。しかしながら、弾性材料は、一般的にプランジャ要素44を構築するために用いられるプラスチックよりも軟らかいので、弾性パッド34を有する制限機構を含むことは効果が弱い場合があることを指摘しておいてもよいだろう。同様に、本体22上の水平突部がプランジャ要素44や弾性部34の作動を妨げるのを回避する必要がある。従って制限機構は一般的には、プランジャ要素44、弾性部34および本体あるいはその他の部品のいずれかまたはその一部に取り付けられたどんな延在または干渉要素を有していてもよく、その要素は、プランジャ要素44の弾性部34に対する閾値を超えた動きに対して干渉でき、ドーム36への過負荷を回避することがわかる。] 図10 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 図9
[0044] ドーム36に負荷される異常な外部からの力は、下方向への過負荷からだけでなく、スイッチアセンブリ20の他の部品に対するプランジャ要素44の動きからも発生しうる。そのような相対的な動きによって、例えば車を運転している間の、上記スイッチアセンブリ20の振動のために、プランジャ要素44が本体内でガタガタ鳴りうるが、これは望ましくない。振動およびその結果として生じるガタガタいう音は、ピンもしくは他の機構を用いてプランジャ要素44を固定することによって最小限にすることができる。上で述べたように、このことによって過負荷も抑制される。しかしながら、プランジャ要素44を固定することでスイッチアセンブリ20において必要な部品数が増え、組み立て時間がかかる。従って、プランジャ要素44を本体22に固定するよりもむしろ、本体22およびプランジャ要素44が特定の位置に位置決めされ、本体22内のプランジャ要素44の動きを導くように構成できることがわかった。]
[0045] プランジャ要素44の相対的な動きは、左右方向と同様に前後方向であり得て、ドーム36の片側への一様でない荷重がかかり得る。そして結果的にせん断力またはねじれの力さえもがドーム36の片側に加わる。ドーム36は適切に作動すると、すなわち他方向への応力が最小限となる状態で略垂直方向に変形すると、長期の繰りかえし使用に耐えることができることがわかった。プランジャ要素44の前後の動きを制限するために、細溝56、58によって規定されるプランジャ要素44の側面は、本体22上の相補的特徴形状郭の部分と相互に作用することによってプランジャ要素44を本体内22に位置決めするために用いられる。]
[0046] 図11に示す一実施形態において、第1のタブまたはリブ80は本体22の頂部25から前方細溝56を通って下方に延在し、第2のタブまたはリブは上記本体22の頂部25から後方細溝58を通って下方に延在する。図12は図11に示すA部の拡大図を示しており、リブ80と前方細溝56との相互作用を説明している。プランジャ要素44がアクチュエータノブ64によって動かされるにつれて、リブ80、82がプランジャ要素44を略垂直方向へ導くことがわかる。上記相対的な前後の動きはリブ80、82と細溝56、58との間隙に従って制限される。図11に示す配置において、前方脚部46は、オフセット支点上の後方脚部48より前にドームを作動させ、そのオフセット支点によって、後方脚部48は、後方ドーム36が作動する時にわずかなアーチ状のコースを描くので、前方リブ80と前方細溝56との間の間隙は後方リブ82と後方細溝58との間の間隙より少ない。従って上記アーチ状のコースには、固定されたリブ82の周囲の後方細溝58内を動くためにより多くのスペースが必要である。リブ80、82は、スイッチアセンブリ20の組み立ての際、プランジャ要素44を本体22中に導いて位置決めするのに有用でもあるということを指摘しておいてもよいだろう。] 図11 図12
[0047] 前後の動きを制限することに加えて、図13に示すように上記プランジャ要素44の反対側に同様の細溝56’、58’を設けることによって、左右の動きも制限でき、同様の上記ドーム36への異常応力や上記プランジャ要素44が上記本体部に当たって生じるガタガタという音がさらに低減することがわかった。図13では、更なる前方リブ84は対向する前方細溝56’を通過して延在し、更なる後方リブ86は対向する後方細溝58’を通過して延在していることがわかる。上記4つの細溝56、56’、58、58’を設けることによって、下方胴体部50はその、各脚部46、48への接続部において先細りになる。リブ80、82と同様に、追加のリブ84、86は、組み立ての際、更にプランジャ要素44を所定の位置に導く。] 図13
[0048] 上記のように、プランジャ要素44の下方胴体部50と上方胴体部52との間の転移によってリッジ51が規定される。プランジャ要素44の両側に、対向する細溝56/56’および58/58’を設けたのと同様に、リッジ51をプランジャ要素44の両側に形成することができる。図14に示すように、一対の上方リブ90を係合させることによって、リッジ51は、プランジャ要素44を操作時および組み立て時の双方においてさらに本体中に位置決めするために用いることができる。] 図14
[0049] プランジャ要素44は、操作の際カム72と上方胴体部とのインターフェイスを通じて作動するということに留意されたい。そのようなものとして、プランジャ要素44の上方への動きは通常アクチュエータノブ64によって制限される。しかしながら、アクチュエータノブ64が前方へと傾いているまたは中立位置にある時、カム72は上方胴体部52に当たるのみである。図2からわかるように、例えばカーウィンドウを上げるまたは閉めるような反対方向への同様のスイッチングシーケンスを提供するためにもう一つのプランジャ要素44を用いることもできる。反対方向へ操作すると、カム72は図3ないし7に示すように、もはやプランジャ要素44に係合していない。プランジャ要素44が本体22から抜け出ることは防止されるが、プランジャ要素44が垂直方向に動くことによって、スイッチングアセンブリ20中のガタガタという音も発生し得る。このことは上記したように一般的に望ましくない。不使用時にプランジャ要素44の上下の振動によって引き起こされるガタガタという音を抑制するために、図3に示すように、上方リブ90によって、プランジャ要素44は弾性部34の上の中立位置に着座した状態にある。] 図2 図3
[0050] 従って、プランジャ要素44を本体22に固定することによってよりもむしろ、プランジャ要素44の動きを制限することによって、プランジャ要素44をより都合よく本体22に組み立てることができることがわかる。プランジャ要素44の動きを制限すると、プランジャ要素44の弾性部34に対する動きを制御することによってドーム36にかかる望ましくない応力や過荷重が防止されるだけでなく、スイッチアセンブリ20の振動により発生するガタガタという雑音も低減される。一般的に、プランジャ要素44の動きは、本体22およびプランジャ要素44の相補的な相互に作用する特徴形状部を設けることによって(例えば、上記のようにリブ、細溝およびリッジによって)制限される。]
[0051] 再度図2を参照すると、スイッチアセンブリ20を組み立てるために、本体22はポスト38が下向きになっているように最初にひっくり返すことができる。プランジャ要素44は、その後リブ80、82、82、86が細溝56、56’、58、58’をスライドするのを確実にすることによって所定位置に導かれる。リッジ51もまた上方リブ90に接して据え付けられる。弾性部54はその後本体部にドーム36がプランジャ要素44と位置合わせされるように挿入することができ、その後プリント基板32がスカート部35に含まれるように挿入することもできる。もう一つの方法として、所望であれば弾性部34およびプリント基板32を最初に嵌め合わせてそれから挿入することもできる。これによって弾性部34と本体22との間のプランジャ要素44が固定され、プランジャ要素44の更なる位置決めが不要になる。ベース24はその後、本体22およびプリント基板32に接続されて組み立てを完了できる。ネジおよびクリップなどの留め具および他の保持機構を、プリント基板32を本体22に固定するために、そして本体22をベース24に接続するために用いることができることは理解される。アクチュエータノブ64はその後アクチュエータノブ64の穴を対応するピンに位置合わせすることによって所定の位置に嵌め込むことができる。またあるいは、アクチュエータノブ64は上記組み立て工程の始めにベース24に取り付けることもできる。図2を見ればわかるように、ポスト28は、アクチュエータノブ64を方向付ける際に支援するための正面端と後方端を区別する外形にしてもよい。] 図2
[0052] 図2〜14に示し上述したスイッチアセンブリ20は、二つのスイッチング段階を提供することに引き続いて一対のドーム36の変形を利用することによって「二重ディテント」様式で作動する。同様のスイッチアセンブリでは単一のスイッチング段階または「単一ディテント」操作のみを必要とことがある(例えば、手動のウィンドウ操作のみを提供するもの)。二重ディテント操作に使用される本体22、プランジャ要素44およびアクチュエータノブ64は、「能動」弾性ドーム36(すなわち接点40を有するもの)の一定のいくつかを「受動」弾性要素(すなわち上記プリント基板32を作動させないダミードーム)と取り替えることによって単一ディテント操作にも使用できるので、異なるスイッチ構成を提供するためには、弾性部34の置き換えをするだけでよいことがわかる。それ自体は、単に上記弾性部34を置き換えることによって、スイッチアセンブリ20を二重ディテントスイッチから単一ディテントスイッチへと変更するものである。一例において、前方ドーム36は変更なしであるが、一方後方ドーム36は受動ドーム136と取り替えられている。中立位置における能動ドーム36と受動ドーム136との比較を図15(a)および15(b)にそれぞれ示す。] 図10 図11 図12 図13 図14 図2 図3 図4 図5 図6
[0053] 図15を見ればわかるように、受動ドーム136は概して能動ドーム36と構造が同様であるが、ドーム136に感知できるスナップ感を伝えないようにするために一般に「ゼロ触覚率」と言われる寸法変更を含む。機械的には、このことは上記ドーム136の力−変位曲線に変曲点が無い場合と記述できる。受動ドームを用いることで、単独の能動ドーム36を用いるよりも、アクチュエータノブ64はより多く移動でき、この場合、能動ドームと比較すると、スナップ感はない。受動ドーム136は、アクチュエータ38と比較すると長く延びたアクチュエータ138を有し、接点40を利用しない。受動ドーム136における環状リング135は、パッドに134に対するアクチュエータ138の方への傾斜を少なくでき、そのような角度は上記ゼロ触覚率を達成するために変更可能である。また、アクチュエータノブ138は長く延びているので、能動ドーム35よりも突然に変形しないはずである。なぜならアクチュエータノブが受動ドーム136の存在を覆う、すなわち、スナップ感を取り去るからである。]
[0054] 変形した位置は図16(a)、16(b)に示されている。操作の際、第1の力Fを加えることによって、能動ドーム36が変形し、プランジャ要素44が追加移動できるように受動ドーム136が移行する。このようにして、上述したように、受動ドーム136はこれ以上のスナップ感を上記スイッチの操作に提供しないはずである。受動ドーム136の使用によって、同じスイッチングアセンブリ20を、単に弾性部34を適切に配置した受動ドーム136を有するものに取り替えることによって単一ディテント操作を提供するために用いながら、プランジャ要素44にかかる荷重を釣り合わせる。]
[0055] 本発明をある特定の実施形態を参照しながら説明してきたが、それらの様々な変更は、請求項に述べた本発明の精神および範囲から逸脱することなく、当業者にははっきりと理解できるであろう。]
[0056] 10コントロールコンソール
12 開口
20スイッチアセンブリ
22 本体
24ベース
25 頂部
28直立した終端部が開口のポスト
30枢支ピン
32プリント基板
34 下にある弾性部
35 変形可能な環状リング
36弾性ドーム
38 下方向を向いたアクチュエータ
40接点
44プランジャ要素
46 前方脚部
48後方脚部
50 下方胴体部
51リッジ
52 上方胴体部
53 プランジャ要素の下方端部
54 ポスト
56細溝
56’ 細溝
58 細溝
58’細溝
64アクチュエータノブ
66 上方湾曲部
68前方湾曲部
70 延在部
72カム
80 第1リブ
82 第2リブ
90上方リブ
135 環状リング
136受動ドーム
138 長く延びたアクチュエータ
154ブレード
254 ブレード
256延長支持部]
权利要求:

請求項1
本体と、上記本体に回動可能に支持される作動ボタンと、上記作動ボタンの下にある電気回路部と、上記電気回路部に重なる弾性部とを有するスイッチアセンブリであって、上記弾性部はそこに形成された少なくとも1つの変形可能なドームを有し、上記ドームは、上記ドームが変形位置にある時に上記電気回路部に接続され、上記アセンブリは上記作動ボタンと上記弾性部との間で上記本体に支持されるプランジャ要素を有し、上記プランジャ要素は、上記作動ボタンの動きによって上記プランジャ要素が上記弾性部の方へ動くように上記作動ボタンに当たる第1の上方向を向いた部分と、上記作動ボタンの所定の閾値を超えた上記動きによって、上記プランジャ要素が上記弾性ドームを変形するように上記変形可能なドームと位置合わせされている第2の下方向を向いた部分とを有し、上記アセンブリは、下限を下回った上記動きを制限して、上記変形可能なドームへの過荷重から上記変形可能なドームを保護する上記プランジャ要素と上記弾性部との間にある制限機構を有することを特徴とするスイッチアセンブリ。
請求項2
請求項1に記載のスイッチアセンブリにおいて、上記制限機構は上記プランジャ要素から突き出る下方に延在するポストを有することを特徴とするスイッチアセンブリ。
請求項3
請求項2に記載のスイッチアセンブリにおいて、上記ポストは上記作動ボタンの作用線に沿って上記第1の上方向を向いた部分と位置合わせされていることを特徴とするスイッチアセンブリ。
請求項4
請求項1に記載のスイッチアセンブリにおいて、上記制限機構は上記プランジャ要素と上記弾性部との間に延在する1またはそれ以上のブレードを有することを特徴とするスイッチアセンブリ。
請求項5
本体と、上記本体によって支持される回動可能な作動ボタンと、上記作動ボタンの下にある電気回路部と、上記電気回路部に重なる弾性部とを有するスイッチアセンブリであって、上記弾性部はそこに形成された少なくとも1つの変形可能なドームを有し、上記ドームは、上記ドームが変形位置にある時に上記電気回路部に接続され、上記アセンブリは上記作動ボタンと上記弾性部との間で上記本体に支持されるプランジャ要素を有し、上記プランジャ要素は、上記作動ボタンの動きによって上記プランジャ要素が上記弾性部の方へ動くように上記作動ボタンに当たる第1の上方向を向いた部分と、上記作動ボタンの所定の閾値を超えた上記動きによって、上記プランジャ要素が上記弾性ドームを変形するように上記変形可能なドームと位置合わせされている第2の下方向を向いた部分と、少なくとも1つの特徴形状部とを有し、上記特徴形状部は上記本体上の相補的特徴形状部と相互に作用して上記電気回路部によって規定される平面における上記プランジャ要素の動きを制限することを特徴とするスイッチアセンブリ。
請求項6
請求項5に記載のスイッチアセンブリにおいて、上記特徴形状部は位置決めされて上記プランジャ要素の上記本体に対する前後の動きを制限することを特徴とするスイッチアセンブリ。
請求項7
請求項5または6に記載のスイッチアセンブリにおいて、上記特徴形状部は位置決めされて上記プランジャ要素の上記本体に対する左右の動きを制限することを特徴とするスイッチアセンブリ。
請求項8
請求項5から7のいずれか1項に記載のスイッチアセンブリにおいて、上記本体は、上記スイッチアセンブリの組み立ての際、上記プランジャ要素を上記本体内に位置決めするための垂直制限機構を有することを特徴とするスイッチアセンブリ。
請求項9
本体と、上記本体によって支持される回動可能な作動ボタンと、上記作動ボタンの下にある電気回路部と、上記電気回路部に重なる弾性部とを有するスイッチアセンブリであって、上記弾性部はそこに形成された少なくとも1つの変形可能な能動ドームを有し、上記能動ドームは、上記ドームが変形位置にある時に上記電気回路部に接続され、上記弾性部はそこに形成された少なくとも1つの変形可能な受動ドームを有し、上記受動ドームは、上記作動ボタンの作動の際、上記電気回路部を作動させずに触覚フィードバックを提供し、上記アセンブリは、上記作動ボタンと上記弾性部との間で上記本体に支持されるプランジャ要素を有し、上記プランジャ要素は、上記作動ボタンの動きによって上記プランジャ要素が上記弾性部の方へ動くように上記作動ボタンに当たる第1の上方向を向いた部分と、上記作動ボタンの所定の閾値を超えた上記動きによって上記プランジャ要素が上記弾性ドームが変形するように上記変形可能な能動ドームと位置合わせされている第2の下方向を向いた部分と、上記動きによっても上記プランジャ要素が上記弾性ドームを変形するように、上記変形可能な受動ドームと位置合わせされている第3の下方向を向いた部分を有することを特徴とするスイッチアセンブリ。
請求項10
請求項9に記載のスイッチアセンブリにおいて、上記変形可能な受動ドームは上記変形可能な能動ドームを変形するのに必要な力より大きい力で変形することを特徴とするスイッチアセンブリ。
請求項11
本体と、少なくとも1つの変形可能なドームを有する弾性部上で上記本体によって支持される作動ボタンとを有するスイッチのためのプランジャ要素であって、上記プランジャ要素は上記作動ボタンと上記弾性部との間で上記本体によって支持され、上記プランジャ要素は、上記作動ボタンの動きによって上記プランジャ要素を上記弾性部の方へ動かす上記作動ボタンに接する第1の上方向を向いた部分と、上記作動ボタンの所定の閾値を超えた上記動きによって上記プランジャ要素が上記弾性ドームを変形するように上記変形可能なドームと位置合わせされている第2の下方向を向いた部分と、上記プランジャ要素の上記弾性部に対する動きを制限する制限機構とを有することを特徴とするプランジャ要素。
請求項12
請求項11に記載のプランジャ要素において、上記制限機構は上記プランジャ要素と上記弾性部との間に位置決めされて、下限を下回った上記動きを制限して、上記変形可能なドームへの過荷重から上記変形可能なドームを保護する制限機構を有することを特徴とするプランジャ要素。
請求項13
請求項11に記載のプランジャ要素において、上記制限機構は上記プランジャ要素から突き出る下方に延在するポストを有することを特徴とするプランジャ要素。
請求項14
請求項13に記載のプランジャ要素において、上記ポストは上記作動ボタンの作用線に沿って上記第1の上方向を向いた部分と位置合わせされていることを特徴とするスイッチアセンブリ。
請求項15
請求項11に記載のプランジャ要素において、上記制限機構は上記プランジャ要素と上記弾性部との間に延在する1またはそれ以上のブレードを有することを特徴とするプランジャ要素。
請求項16
請求項11から15いずれか1項に記載のプランジャ要素において、上記制限機構は少なくとも1つの特徴形状部を有し、上記特徴形状部は上記本体上の相補的特徴形状部と相互に作用して上記電気回路部によって規定される平面における上記プランジャ要素の動きを制限することを特徴とするプランジャ要素。
請求項17
請求項16に記載のプランジャ要素において、上記特徴形状部は位置決めされて上記プランジャ要素の上記本体に対する前後の動きを制限することを特徴とするプランジャ要素。
請求項18
請求項16または17に記載のプランジャ要素において、上記特徴形状部は位置決めされて上記プランジャ要素の上記本体に対する左右の動きを制限することを特徴とするプランジャ要素。
請求項19
請求項16から18のいずれか1項に記載のプランジャ要素において、上記本体は、上記スイッチアセンブリの組み立ての際、上記プランジャ要素を上記本体内に位置決めするための垂直制限機構を有することを特徴とするプランジャ要素。
請求項20
本体と、上記本体に支持される作動ボタンと、電気回路部と、上記作動ボタンと上記弾性部との間で上記本体に支持されるプランジャ要素とを有するスイッチアセンブリのための弾性部であって、上記弾性部は上記プランジャ要素と上記電気回路部との間に配置され、上記弾性部はそこに形成された少なくとも1つの変形可能な能動ドームを有し、上記能動ドームは、上記ドームが変形位置にある時上記電気回路部に接続され、上記弾性部はそこに形成された少なくとも1つの変形可能な受動ドームを有し、上記受動ドームは、上記作動ボタンの作動の際、上記電気回路部を作動させずに触覚フィードバックを提供することを特徴とするスイッチアセンブリのための弾性部。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
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